週6日午前勤務の労働時間

求人を調べていると、週6午前勤務というもはやわけのわからない雇用形態があった。年間の労働時間を確認してみよう。

労働時間は4割引き

雇用形態は以下の通り。

  • 月から土 9時~13時、一日4時間労働
  • 日祝休み

休みが日曜日のみの場合、年間労働時間は、

(365-52)*4=1252時間

この時点で、週休3.5日の年間労働時間(1288時間)より少ない。さらに祝日は、2018年度で16日ある。これに年末年始や夏休みなど、5日を加えてみる。

(365-52-21)*4=1168時間

日本はサービス残業があるので正確な統計はないのだが、一般的な労働者が年間2000時間程度働いているとすると、だいたい4割減といったところか。単純に半分とならないのは、土曜日出勤があるからだろう。

週6午前勤務の時間給

  • 年収300万円=2568円
  • 年収400万円=3424円
  • 年収500万円=4280円
  • 年収1000万円=8560円

午前勤務のメリット・デメリット

税金が安い

短時間労働全般に言えることだが、時間給が高い割に税金が安くなる。

私の場合だが、計算したら前職と比べ年間50万~100万円くらい違う。私は税務署は国営のドロボーだと思っているので、これは非常に嬉しい。

午前勤務は昼から自由

――9 to 5から完全に解放される。普通のフルタイム勤務だと解放されるのは「アフターファイブ」。夕暮れ時に自由時間となってもいまいちテンションがあがらないものだ。しかし午前勤務であれば明るい時間に自由時間がある。特に私は日光浴が好きなので、これは大切……。

――弁当がいらない生活。手ぶらで出勤、手ぶらで帰宅。これ、かなりストレスが低減するんじゃないかな。

フルタイムの労働者だと、休憩時間は昼食や付き合いに時間が使われてしまい、完全には自由になれない。その点、午前勤務の場合は自宅に帰って自炊をしてもいいし、喫茶店でまったりご飯を食べることもできる。なんだったら「昼間からビール」でもいい。この差はかなり大きいのではないか。

仕事に打ち込める

ガッツリ仕事をして、午後はフリーダム。労働時間が短い分、密の濃い仕事ができる。だらだら長時間仕事をするよりも、短時間集中して仕事をした方が「やりがい」はあるだろう。

 

休み明けが苦にならない

「どーせ4時間で仕事が終わる」と考えると、休日―フルタイムの激しい落差の繰り返しよりも精神的に良いかもしれない。これは人によるだろうけど。

朝が苦手だと辛い

午前勤務でも、朝早く起きなければいけないのは一緒。それが週6回続くのだから朝が苦手な人には辛いかもしれない。私は生活リズムが乱れがちなので、逆に良いかも。

旅行に行きづらい

いまどき土曜日に働かなければいけないのは辛いかもしれない。連休がなく、土曜から日曜にかけての一泊旅行しかできない。

まとめ

いいじゃない、午前勤務。ちょっと履歴書送ってみる。

おまけ:カフカも午前勤務だった

小説家であるカフカの勤めていた「労働者傷害保険協会」は、勤務時間が8時から14時まで。昼食を取らずに働くという、当時のハプスブルク家の官僚体制で「単一勤務」と呼ばれていたシステムを取っていた。

そのような生活のなかで、カフカは偉大な小説を何作も生み出した。そう考えると、芸術家や小説家志望の人は午前勤務が良いのかもしれない。

最近流行の「ライフ・ワーク・バランス」という意味であれば、最上の雇用形態だと言えるだろう。

 

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