カルト宗教の特徴

カルトとは何か。宗教との違いは何か。調べると良い情報があったので紹介したい。

Asher Kennedy氏の“What Makes Mahikari A Cult?”より引用。原文は日本のカルト宗教「崇教真光」に言及したもの。

カルト宗教12の法則

1.いわゆる宗教のスタートは、自己宣告による救世主が、彼や教義に奴隷的に服従すれば罪を贖うことができると信者に主張することで始まる。信者は世界が崩壊したときに新しい市民として迎えられる神々に選ばれた人々だと教えられる。

2.組織はピラミッド型であり、一人のトップあるいは小集団の独裁的なルールによって組織全体の統制・管理が行われる。

3.指導者は服従、謙虚さ、依存を推奨し、独立した思考や霊的研究、健全であること、組織外への冒険的挑戦については推奨しない。

4.かすかだが非常に効果的な行動修正(マインド・コントロールに繋がる)が集団内で行われている。

5.組織のリーダー達は信者に対しセミナーや講義に参加するよう勧める。そこではただ教師の言うことを吸収し受容することが求められ、質問や議論は求められない。

6.組織は信者と神を結びつける「神的」または「聖なる」物やお守りを配る。それらは信者を神と結びつけることを可能とし、特別な力をもたらし、「神の御加護」を高めると言われる。通常信者は継続的な支払いや寄付を払うことが求められ、そうしないとリスクを負うと教えられる。

7.信者は家族や友人、同僚を「守るために」勧誘することが推奨される。信者は勧誘した人数によって次の「霊的次元」に「上がる」ことができるとする。

8.信者は部外者の扱い方や組織の情報を制限する方法について具体的な指示を受けている。

9.信者は世界的な大災害が起きること、そのとき組織の教えに忠実に従えば救われる可能性があることを教えられる。

10.信者には頻繁な金銭の寄付や、神様のためという名目で組織に「提供」することが推奨される。提供の種類はさまざまであり、霊的能力の増進や「悪いカルマ」を贖う対価としての支払であったり、モニュメントや博物館じ、寺院などの建物の利用料として支払われることがある。これらの提供は不動産の購入、施設の建設、幹部の贅沢な生活に消える。ホームレス、障害者、災害救助活動などの慈善活動を支援することは滅多にない。

11.組織は情報開示をしない。特に幹部や創設者の不快・不名誉となる情報が信者から漏れることはない。証拠があるとしても嘘や噂であると断じられる。

12.信者はリーダーにすべてを報告し、すべての報告に従うよう求められる。信者は自分自身のために考えることや、自ら独立した研究を行うことは推奨されない。

カルトを見極める5つの質問

同一ブログ、Answers for Kumite Childrenより。

1.その教団は信者を勧誘したり教団に保つために嘘やごまかし、言い訳をしているか。

2.その教団は「他のすべての教団よりも優れている」と言い、人々が不平不満、議論、投票、批判、脱退ができないよう組織されているか。

3.教団は教祖がすべてを知っていると主張し、教義に対する議論や質問を許さないか。

4.教団は正直さや友情や家族よりも、金を得ること、信者を増やすことを最重視していないか。「世界が危機に瀕している」などの理由で。

5.集められた金銭は信者や一般人のためではなく「特別な人間」のために使われているか。

もしすべての質問に「イエス」と答えるなら、その教団は間違いなくカルトだ。

まとめ

カルトは依存心や無思考につけこむ。カルトは思考力を衰えさせる。成員の独立心を弱め、依存心を高める。自分一人では何もできなくさせる。

いわば、カルトは人間の心の弱さにつけこむのだ。

崇教真光の総本山(飛騨)

批判精神を持とう。「それは本当に正しいのか」と問い続けることがカルトから身を守る最大の方法である。「自分のことは自分で考える」、集団や権威者ではなく自分で世界を考える。そのような独立自尊の精神を持てばカルトを信じることはないだろう。

日本社会でなぜさまざまなカルトが跋扈しているかというと、この批判精神を人びとが持っていないからである。大部分は「教育」のせいである(カルトと日本の教育は無視できない共通点がある)。

日本人は簡単に騙され搾取される。それはおそらくカルトだけの問題ではない。「ブラック企業」などその他の日本の問題とも通底していると私には思われる。

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