内向性は生まれつきである

内向性は主に神経化学的な違いによって定義されている。つまり生まれつき決まっているということだ。

本記事はQuoraのKim Raymoure氏の回答を参考にした。
Quora – Is introversion or extroversion nature or nurture?

内向性

  • ストレスに対して副交感神経が反応する(非活動的になる)
  • わずかな社交や単独の作業によって充電する
  • アセチルコリンによって興奮する
  • 神経伝達:網状賦活系→視床下部→前部視床→ブローカー野→前頭葉→海馬/長期記憶→扁桃体

外向性

  • ストレスに対して交感神経が反応する(活動的になる)
  • 活発な活動や長時間の社交によって充電する
  • ドーパミンによって興奮する
  • 神経伝達:網状賦活系→視床下部→後部視床→扁桃体→側頭葉と運動野/短期記憶

*アセチルコリン、ドーパミンは共に神経伝達物質

https://www.quietrev.com/6-illustrations-that-show-what-its-like-in-an-introverts-head/

内向性と内気、鋭敏性、スキゾイドの違い

Marti Olsen Laneyは内向性を4つの性質に分けており、先天的・後天的かどうかはそれぞれの項目で異なるとする。

  • 内向性
  • 内気 Shyness
  • ハイ・センシティブ(鋭敏性)
  • スキゾイド

Laneyは下の三つを内向性と分けて考えている。

内気は先天的か不明

内気は社会不安である。内気な人々は集団内あるいは一対一の対話において赤面や動悸、震えなどを起こす。一方で内向性は一対一の会話は快適であり、集団内においても特徴的な不安症状を起こすことはない。「外向的で内気な人」も存在する。

内気には遺伝傾向があるという指摘があるが、先天的か後天的かは明らかではない。

スキゾイドは後天的

スキゾイドは他者と関係を結びたいにも関わらず、恐怖によって他者との密接な関係を拒絶する人格障害である。ほとんどのスキゾイドは他者との関わりにおける過去の経験からさらなる苦痛を回避するために他者から自己を隔絶しようとする。→後天的

ハイセンシティブは先天的

増強されたな神経系を持つ鋭敏な人々は、少数の割合で存在する(人間だけでなく動物にも存在する)。彼らは音、臭い、視界などに過敏である。そしてアレルギーや食物不耐性(乳糖不耐症など)を持つ可能性がある。

まとめ

Marti Olsen Laneyの著書:「小心者が世界を変える」

内向型と外向型って、脳の回路が違うのか! と私はおどろいた。脳科学はかなり進歩しているようだ。脳の神経学的な違いが「性格」の違いを生みだす。私たちの「心」や「脳」は、考えられてきたよりも画一的なものではないということだろう。人間は器質的なレベルでかなりの「多様性」を持っているのである。

また、内向者であっても人と会話するときにどもらなかったり、自然なコミュニケーションをすることは可能のようだ。内向性だからといって他者を拒絶しすぎたり、孤独に閉じこもるのは良くないのかも……と私は少し反省した。

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