2019-11-01

孤独に関する名言を翻訳してみた。

 

Across the Hudson, Lone Tree – Leon Dabo

 

孤独の木は、完全に育てば、強く育つ。
ウィンストン・チャーチル

 

テーブル、イス、フルーツの籠とバイオリン。人間が幸福になるために他に何が必要だろうか? 
アルバート・アインシュタイン

 

偉大な孤独がなければ、ほんとうの仕事は不可能だ。
パブロ・ピカソ

 

君の道で君はただ一人だ。他者は君と歩むことはできるが、君のために歩むことはできない。
ルーミー

 

ある者は社会に教えられ、ある者は孤独によってのみ鼓舞される。
ゲーテ

 

孤独ほど友好的な友人を私は持ったことがない。
ソロー

 

もっとも幸福な生活とは忙しい孤独である。
ヴォルテール

 

孤立lonelineessは自己の貧困である。孤独solitudeは自己の最大の富裕である。
メイ・サートン

 

独りであれ。そのことは真実のために考え、探し求める時間を与える。神聖な好奇心を持て。人生に生きる価値を与えるために。
アインシュタイン

 

会話は理解をゆたかにするが、孤独は天才の学校である。
エドワード・ギボン

 

自分以外のだれも自分を救ってはくれない。だれにもできないし、だれもそれを許されない。私たちが道を歩まねばならないのである。
ブッダ

 

静寂のなか、知恵は生きる。沈黙のなか、平穏は見つかる。孤独のなかで自己を思い出す。
ロビン・シャーマ

 

私は孤独の中で栄えた男だ。孤独のない私は水や食料のない人間のようなものだ。孤独のない日々は一日ごとに私を弱らせる。孤独になんの誇りもない。しかし私はそれに依存していた。部屋のなかの闇は私にとって日の光のようだった。
チャールズ・ブコウスキー

 

私は孤独に生きた、孤独は若いときは苦痛で、大人となったときは甘美だった。
アインシュタイン

 

より強力で独創的な精神であるほど、孤独の信仰への傾向を強めるだろう。
オルダス・ハクスリー

 

人生をシンプルにするのに比例して、宇宙の法則は複雑に見えなくなり、孤独は孤独ではなくなるだろう。
ソロー

 

偉大な人間とは群衆のただなかにいながら完全な和やかと孤独の独立を保つ者である。
エマソン

 

独りでいるとき以上に独りでないことはない。
キケロ

 

孤独とは自分が独りではないことを発見するところである。
マーティ・ラビン

 

孤独は強さの特性である。弱さはつねに群衆のなかに見つかる。
不明

 

孤独は句読点のようなものだ。句点と読点のない文章は読むのに疲れる。
アーニー・コザック

 

孤独は純化の場所である。
マルティン・ブーバー

 

書くことは、最良でも、孤独の生活である。
ヘミングウェイ

 

自己を知ることからすべての知恵が始まる。
アリストテレス

 

最大の不運とは――孤独でいられないことである。
不明

 

孤独とは自由の王国である。
ウンベルト・エーコ

 

孤独は20代のとき、魂をおびやかす。
モリエール

 

孤独は人間に唯一適合した状態に見える。
ヴァルター・ベンヤミン

 

私は反社会なのではない。向孤独的なのだ。
不明

 

孤独はときに最良の社会である。
ジョン・ミルトン

 

私たちのなかには孤独の人生に生まれたものがいる。
フィリッパ・グレゴリー

 

孤独のなかで精神は強さを得て、自らを頼ることを学ぶ。
ロレンス

 

君は孤独のなかでのみ成長する。
ポール・ニューマン

 

独りの時間をつくれ。最良のアイデアは孤独のなかで生きる。
ロビン・シャーマ

 

私がすべきことは私に関することがすべてで、人々が考えることではない。この法則は、実際の生活と知的な生活においてともに困難なものであり、偉大さと卑小さの完全な区別に役立つだろう。それは困難なものだ。つねに、君自身よりも君の義務を知っていると考える人に出くわすだろうから。世界の意見にしたがって世界の中で生きることは簡単である。自分自身にしたがって孤独のなかに生きることは簡単である。
エマソン

 

正しい方向に向かって独りで歩む方がいい。畜群に従って間違った方向を歩むよりは。
一匹狼の引用集

 

孤独のなか、君の夢は炎となり世界を照らす光となる。
不明

 

世界でもっとも偉大なことはいかに自分を所有するかを知ることである。
モンテーニュ

 

人々と一緒にビロードのクッションに座るよりは、独りでかぼちゃに座った方がいい。
ソロー

 

放っておいてくれ、作ろうとしてるんだから!
どうやって人が作るのか知らないのか? 集中することでだよ!

5歳のレゴ建設者

 

独りでいるときは他人といたがるし、他者といるときは独りになりたがる。
結局、人間とはそんなものだ。
ガートルード・スタイン

 

世界を理解するためには、ときに世界から離れる必要がある。
カミュ

 

孤独は良いものだが、孤独は良いものだというだれかが必要である。
バルザック

 

君がだれだったか知っているか?
世界が君がだれであるべきかを教えた前に。
ブコウスキー

 

人間は孤独を恐れるように静寂を恐れる。
そのふたつともが生の無意味さの恐怖を垣間見せるから。
アンドレ・モロワ

 

君が孤独者に会ったとき、彼がなんといおうとも、それは彼らが孤独を愛するからではない。彼らはかつて世界に溶け込もうとしたが、人々が彼を失望させ続けたのである。
ジョディ・ピコー

 

高度な知性は人間を非社交的にする傾向がある。
ショーペンハウアー

 

孤独は私たちに何であるべきかを教える。社会は私たちに何者かを教える。
ロバート・セシル

 

あなた方が引きこもるべきときとは、群衆のなかにいることを余儀なくされたときである。
エピクロス

 

孤独は明らかに孤立とは違う、唯一性とも違う。ユニークでいることは何らかの意味で例外的であるに過ぎないが、完全に一人でいることは並外れた感受性、知性、理解を必要とする。
クリシュナムルティ

 

私たちは社会的義務の問題として他者を訪問する。
自分自身を訪問してからどれほど経っているだろう?

モリス・アドラー

 

人間はただ孤独である限り自分自身になれる。もし彼が孤独を愛さないのであれば、自由を愛さないだろう。孤独であるときにだけ、彼は真に自由になれるのだから。
ショーペンハウアー

 

孤独で悦ぶものは、野生の獣か神である。
アリストテレス

 

経験することは、独りでいるときはるかに強く新鮮となる。
ドラクロワ

 

古き魂が孤独の時間を楽しんだのは、実際には決して孤独ではなかったからである。
不明

 

すべての人間の不幸は、部屋に一人で静かに座っていられないことに由来する。これが孤独の喜びが理解しがたい理由である。
パスカル

 

よく読むことは、孤独の与える偉大な喜びのひとつである。
ハロルド・ブルーム

 

孤独を感じるな、全宇宙はあなたのなかにある。
ルーミー

 

孤独で恐れられていることとは、容器の底を見ることである。
ヴァージニア・ウルフ

私たちは独りだから孤独なのではない。
独りでいることに失敗したから孤独なのである。
マイケル・ハリス

 

孤独とは周りに人がいないことではなく、君にとって重要に見えることを伝えることができないことである。
ユング

 

人は人格を除けば、すべてのものを孤独から得ることができる。
スタンダール

 

孤独とは本質的に唯一性の発見であり受容である。
ロレンス・フリーマン

 

人格にとって社会がよいものであるように、孤独は想像力に必要である。
ジェームズ・ラッセル・ロウウェル

 

つねに自分をなにか別物につくりかえようとする世界のなかで自分自身であることは、もっとも偉大な達成である。
エマソン

独りでいることが孤独であると考えられているが、私はそうは思わない。世界でもっとも孤独なことは、間違った人々に囲まれることである。
不明

 

実のところ、私たちは孤独、静けさ、秘密に飢えた世界に生きている。だから瞑想と真の友情に飢えているのだ。
C・S・ルイス

 

人々は私を空っぽにする。私は逃げだして再び満たさねばならない。
ブコウスキー

 

人ごみは最弱者が集まる場所だ。真の創造は孤独な行為なのだ。
ブコウスキー

 

書くことは完全な孤独であり、自己の冷たい奈落への沈潜である。
カフカ

 

外部のノイズを得るたびに、内なる声は抑圧される。静けさと孤独が創造性を促進する。
古代の聖人

 

創造性を開くためには、孤独を建設的に使う能力がなければならない。独りでいることの恐怖に勝たねばならない。
ロロ・メイ

 

創造性は孤独のなかで栄える。静けさのなか、自分の思想の声を聞き、自分の深みに届き、集中することができる。
レオ・バボータ

 

作家とは孤独な職業だ。家族、友人、社会は作家の本質的な敵である。彼が仕事を完成させるためには、孤独で、中断されず、わずかに野蛮でなければならない。
ジェサミン・ウェスト

 

創造的人々について:彼のもっとも重要な瞬間とは、新しい洞察を得ること、あるいは新しい発見をする瞬間である。そしてこれらは主に、つねにではないにせよ、彼が孤独であるときに起きるのである。
アンソニー・ストー

 

自分を制限するほど、人はより機知を得る。
キェルケゴール

 

確かなことは何も知らないが、星空は私を夢見させる。
ゴッホ

 

すべての真に偉大な思想は歩いているときに思いつく。
ニーチェ

 

もっとも難しい歩み方は、ひとり歩むことだが、それは君をもっとも強くする。不明

 

美を見る魂はときにひとりで歩む。
ゲーテ

 

終わりに

これから隠棲するつもりの私ですが、バルザックの言うとおり、私には「孤独はよいものだと言ってくれる人」が必要であり、上記の引用を集めてみたのでした。

私も孤独に生きてきました。それでも20代の前半までは、孤独から逃れようとしていました。浅っぺらな人間たちに好かれようと努力していたわけです。それは今考えると、自分から逃げているのと同じでした。

ある時期、私は自分の方がかえって優れているのだ、そうでないとしても、私は彼らと「違う」のだ、そう考えるようになりました。はじめは思考実験でしたが、どうやらそれが真実らしかった。私は激越にかられた。いままでの鬱屈と自己批判の反動だったでしょう。反逆精神によって愚昧な人間を拒絶し、断罪しました。私の周囲で、私の批判を浴びなかったものはいなかった。そしてその批判はいまでも真実だったと思います。世界はくだらない、生きることもくだらない。ひととおり気が済むと、私は孤独を愛するようになりました。

世間的には私は金も地位もないルーザーです。ただ、私には金儲けも子育ても退屈なように思われるのです。そんなことはだれでもやっているから。

私が上記の引用集のなかでお気に入りは、ヴォルテールの「もっとも幸福な生活とは忙しい孤独である」です。実際、私は孤独になることは目的ではなく、手段であると考えています。つまり、孤独においてなにをするかが重要であると。

私に何ができるのか? 孤独はなにを私にはらませるのか? それはまだわかりませんが……。

「座ってみた」 by (´・ω・`)

この10年ほどで、「孤独」は再評価されてきています。私が学生だった頃は、孤独は見向きもされなかった(気がします)。内向的人間が主にスーザン・ケインによって見直され、孤独な内向きの人間の創造性が再評価されたのはここ最近です。

その背景には、資本主義経済の発展があるでしょう。産業システムの合理化により、実際家よりも空想家が必要になった。つまり既存のシステムをうまく運用するより、時代を創造するイノヴェーションが必要になった。社会は道具としての創造性を資源として要求するようになったのです。

だから、社会が求める「創造性」なんて、極めて限定的なものであり、所詮だれかの道具に過ぎない、そんな気がします。創造とは本来破壊的であり、反社会的であり、社会に飼いならされるものではありません。真の創造は資本主義的創造よりも遥かに広く深いものだと私は感じています。

最後ですが、私が孤独に関するもっとも好きな、アンソニー・ストーの本を紹介しておきます。この本を読んだのはもう6年前ですが、当時の新鮮な感動を今でも思いだすことがあります。

2 comments

  1. しかし御厨さんはこのブログを通して他者と継続して交流しております、ここに集う方々の大半がただ表面的な知識を身に付けただけで、他人を見下して優越感に浸っているだけの下らない人間ばかりであるにも関わらずにです。特に高IQの世界のコメント欄は見るに堪えません。御厨さんも心の奥底では未だに大衆同様に、自己を欺くために他者とに交流を求めておられるのではないですか?そのような自分の心の弱さを他者に投影していませんか?

    人間の大半はクソです、しかし我々もそう彼らと異なるわけではない。孤独とはそのような自己の内面を覗き込み、その底知れぬ深い闇の中にいる自身の怪物と戦い打ち勝って、より高い意識へと登っていくために必要なのです。それ以外のあらゆる行為は全て自己欺瞞です。

    “The treasure which the hero fetches from the dark cavern is life: it is himself.” Carl Jung

    1. 私は以前、隠者風の生活をしている人物と会ったことがありますが、彼から感じ取ったのは、どれほど彼が口頭で言おうとも、やはり人間を欲しているということでした。
      おっしゃるとおり、私には(彼と同じく)他者が必要です。しかし私は他者との「差異」を感じるばかりです。黒猫さんは「彼らとそう変わらない」といいますが、私は非常に強く違いを感じます。
      私はふつうの人々を「羨ましい」とは思いません。街でカップルを見ても特になにも感じません。この人とは共鳴できるな、という人はたまにいますが、そう感じ取れただけで満足します。自分の仲間にしたいとか、伴侶にしたいという気持ちにはなりません。
      むろん、ふつうの人々が「幻影の中の幸せ」に生きることは、彼らにとっては良いことでしょう。私はそういう生き方を(以前は批判してきましたが)今は批判しません。人間は自分に合った生き方をすればいいだけです。私は、そういうのが耐えられません。考えてみると、そういうのがあまりにも嫌で、前の仕事を辞めた気がします。
      私自身、対人関係で多くのトラウマを経験してますから、それが私の交友関係を閉ざしている、と考えることもできます。ただ、私がずっと強く認識しているのは、「違う」ということです。……やはり自分が鬼のように感じることがあります。
      孤独の生活が理想的とは思いませんが、「自分を欺いて他者と交流する」というのは、私の理想からもっと遠いような気がします。
      もっともこれは、現在の段階の話であり、おっしゃるとおり、孤独のなかで自己と向き合った結果、考え方の転換が起きるかもしれません。
      考えさせられるコメントありがとうございます。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です